飲料業界
パック飲料の異品種混入検査と倒れ検出
パターンマッチング画像センサMVS-PM-Rの色面積モードで色の違いを検出し、パック飲料の異品種混入を防止します。
また、画像センサ用のトリガセンサには制御出力を2系統装備しているC-MOSレーザセンサBGS-HDLを使用します。
パック飲料が正しい高さで通過したら出力1でトリガ信号を画像センサに出力して異品種混入を検査、パック飲料が倒れて通過したら出力2で倒れを検出することが可能。センサ1台でカメラへのトリガと倒れ検出の2つを行うことが可能です。
使用製品パターンマッチング画像センサMVS-PM-Rシリーズ
高精度C-MOSレーザセンサBGS-HDLシリーズ
"+"記号の文字認識
文字認識画像センサMVS-OCR2でカートンに印字された賞味期限と製造所固有記号が正しく印字されているかどうかを検査します。
2020年4月より製造所固有記号の先頭には"+"記号の印字が義務化されますが、MVS-OCR2なら有無ではなく文字認識で検査することが可能。
"+"記号の個所を誤印字してしまった場合でも、確実にNGとして判定することができます。
使用製品メガピクセル文字認識画像センサMVS-OCR2シリーズ
日付とロット番号で異なる検査
文字認識画像センサMVS-OCR-Rで、日付部分は正しい印字かどうかの認識検査、ロット番号部分は文字として読めればOKだが欠けやにじみはNGとする検査を行います。
英字テーブル機能を使用すれば、ロット番号部分に欠けやにじみがあったときにNGとする検査が可能。日付部分は正確な検査、ロット番号部分は読めればOKといった検査を行うことができます。
使用製品文字認識カメラMVS-OCR-R
牛乳パックの賞味期限印字チェック
牛乳パックの賞味期限の印字チェックを行います。印字の濃さにバラツキがある場合は文字数判定機能を使用すれば、何文字印字されているかで判定することも可能です。
使用製品文字認識センサCVS4-R
カメラ3台(コントローラ1台)での複合検査
容器側面のカメラでストロー有無検査を、裏面のカメラで容器の方向を、天面のカメラで賞味期限の印字をチェックします。コントローラMVS-DNはカメラを3台まで接続できるのでコントローラを複数台使用する必要がなく、ローコスト化に大きく貢献します。
使用製品マルチカメラ画像センサMVSシリーズ
紙パック開き(シール不良)不良検査
検査機能:色形状機能
紙パックの開き(シール不良)を検査します。開き気味だと形状が変わるのでシール不良として排出することが可能です。
使用製品カラーパターンマッチングカメラMVS-PM-R
シュリンクラベルのズレ検査
PETボトルのシュリンクラベルのズレをカラーパターンマッチング画像センサMVS-PMで検査します。ラベルの端や特徴的な部分を登録して検査するので、正常であればOK、ズレがあればNGと判定することが可能です。
使用製品カラーパターンマッチングカメラMVS-PM-R
透明ボトル上の印字検査
文字認識センサCVS4-Rで透明ボトル上の印字を検査します。
保護構造IP67のCVS4-Rなら、水滴がかかるラインでも特別な対策を講じなくても、壊れることなく印字を検査することが可能です。
使用製品文字認識センサCVS4-R