カラーパターンマッチング画像センサMVS-PM-Rの汚れ面積モードで電池の挿入方向の検査を行います。
4本の電池のプラス極・マイナス極にそれぞれ検査ウィンドウを設定します。プラス極は突起形状によって画像に影ができるので、影の黒い部分の面積比率に対してしきい値を設定し、検査ウィンドウごとにOK/NGを判別します。

カラーパターンマッチング画像センサMVS-PM-Rの汚れ面積モードでカップアイスのフタの表裏を検査します。
裏向きがOK、表向きがNGとなりますが、MVS-PM-Rであれば、表面のパッケージイラストの面積を検出し、正確なNG判別が可能です。さらに汚れ面積モードであれば、色の違いではなく模様の有無を確認するので、品種Aから品種Bへの段取り替えがあってもカメラの設定を変えることなく検査が可能です。

自動車部品が正しい方向で搬送されているかどうかを、画像センサMVS-PM-Rで検出します。
MVS-PM-Rならワークの一部分をパターンマッチングすることにより高速で方向を判別することが可能。また金属ワークや半透明ワークのようなコントラストが低い場合でも、検査機能"微分比較モード"なら安定した判別を行えます。

カラーパターンマッチングカメラのMVS-PM-Rで、黒ゴムワークのエンボス部を検出して方向を判別します。
光電センサでは正確に位置決めをしてからでないと判別できませんが、広い視野を持つ画像センサならラフな位置決めでもエンボス部を検出可能。黒ゴムワークの方向を簡単に判別することができます。

金属ディスクの表裏をパターンマッチングカメラのMVS-PM-Rで検査します。
表裏は2か所の打痕の有無で判別しますがコントラストが低く、通常のカメラでは安定検出が不可能でした。MVS-PM-Rの検査モード"汚れ面積"なら低コントラストでも打痕の判別が可能。ディスクの表裏を安定して判別することが可能です。

色と表裏の形状の違う樹脂部品の異種判別をします。マスキング機能で、くぼみなどの特長のある部分を抽出し、判別します。

エッジ判別画像センサCVS3-RAで円形金属部品の表裏を判別します。
検査モード「輪郭・ベタ」を使用し、細かな違いを無視して形状の違いのみを検出することが可能です。

検査機能：汚れ面積機能・色形状機能
賞味期限を印字する前に、化粧箱が正しい向きで搬送されているかどうかを検査します。MVS-PM-Rで箱の絵柄やマークを検出することにより、正しい向きのものだけを搬送することが可能です。

パターンマッチングカメラMVS-PM-Rで、カップ麺が正しい向きで搬送されているかどうかを検査します。
色面積モードを使用しフタの色を登録すれば、逆さまになった場合にその色がないことで検出可能となるので、誤った向きで箱詰めしてしまうのを防止できます。

電子部品の表と裏での形状や文字有無の違いを正確に判別可能です。輪郭判定モードは、コントラストの高いワークに最適です。

チップ部品の形状とティーチング時に登録された画像を比較することにより、チップ部品の方向を検査します。

カートンをパレタイジングする際、その方向を判別してロボットにフィードバックし、方向を揃える必要があります。
MVS-PM-Rならカートンの文字や柄をパターンマッチングすることにより方向判別が可能。ローラーコンベアのように、撮影距離や位置にバラツキが発生してしまう場合でも検査機能"濃淡比較モード"なら位置ズレやバタツキに強いので安定した判別を行えます。

文字認識センサCVS4-Rで使用期限が正しく印字されているかどうかを検査します。
1行目は日付なので文字認識で正確に検査、2行目は製造番号なので文字数カウント機能を使用し、無駄バネを防ぎます。またケーサー直前の検査ではパッケージが正位置で流れてきているかどうかの検査も印字を認識することで可能にします。