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非接触温度計において正確な温度計測を行うには周囲温度変化の影響を最小限に抑え、測定値のドリフトを低減することが課題となります。オプテックス・エフエーではセンサヘッドにおいて、外部と内部からの熱影響を最小化する設計を行いました。
外部からの熱影響を抑制するために、アルミとステンレス(フロント部)による筐体に加えて、サーモパイル素子部を覆うアルミ鏡筒による二重の断熱構造を採用しました。
製品動作により内部(デジタル/パワー基板側)で発生する自己の熱やノイズがサーモパイル素子が搭載されたアナログ基板側へ伝導・伝搬しないように基板を2つに分断して、安定した測定を実現しています。
加熱冷却工程での温度計測は、設置環境の温度変化を伴うことが多くあります。
TI-Sシリーズでは周囲温度が変動しても従来品と比較して安定した計測の継続を実現しました。
センサヘッドを50℃の恒温槽内で30分間保持した後、室温環境に移動して25℃の黒体炉を測定した測定温度と経過時間のグラフです。
【測定条件】
・黒体炉:25℃
・サンプリング間隔:1s(TI-S30は2s)
・工場出荷設定、ただし放射率は1.0に設定
・レーザポインタ常時ON
・黒体炉の測定中(60分間)は周囲温度の変化なし
業界初
測定視野がわかるリングレーザポインタ定期校正が必要な場合、コントローラとセンサヘッドが一体型の機器では、毎回取り外して配線を引き直す必要があり、非常に手間がかかります。
しかし、TI-Sシリーズではコントローラからセンサヘッドを取り外すことができるため、センサヘッド単体で校正が可能です。
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オプションで 3m、10mの延長ケーブルをご用意。
工場内のレイアウト変更時などケーブル長の変更が必要な場合にお役に立ちます。
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