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非接触(放射)温度計・サーモグラフィーまるわかりガイド

検出波長

あらゆる物体は、温度や素材によって異なる波長の赤外線を放出しています。そのため、赤外線を検出する非接触(放射)温度計は、測定に適した検出波長を選択しなければなりません。更に、大気中には赤外線を吸収してしまう水蒸気(H2O)や炭酸ガス(CO2)が存在し、これらの影響を受けにくい検出波長を合わせて選ぶ必要があります。オプテックスの低温測定用の非接触(放射)温度計は、低温測定に適した長い波長帯の中で、水蒸気や二酸化炭素の影響が少ない「大気の窓」といわれる8〜14μmの波長を検出しています。
ただし、放射エネルギー量が小さく赤外線を反射する材料(各種光沢金属)や、赤外線を透過する材料(樹脂フイルム、薄いガラス等)の温度測定は8~14μmの波長では困難なため、専用波長を搭載した各々の材料に適した波長の『特殊波長温度計』を使用します。

  • 工程改善集(アプリケーション)
  • 業界別、用途別の非接触(放射)温度計やサーモグラフィを使った事例を多数紹介しています。
  • 温度計テクニカルマガジン
  • ガラス・高温金属など特殊な素材の測定方法を掲載。
    上級者向けコンテンツです。