① 各型式の被測定物測定位置に測定物を設置して測定してください。
② 測定物はレーザセンサと直行するように設置してください。
③ レーザセンサのレンズ面に汚れが付かない様注意してお使いください。
④ 対象ワークにゴミや油が付着していると測定値に誤差が生じますので拭き取ってから測定してください。
外径測定器はレーザ光を使用しているため、使用する前にレーザクラスを確認する必要があります。
レーザクラス別の危険度
レーザクラス | 危険評価の概要 |
---|---|
クラス 1 | 設計上、本質的に安全であるレーザ。どのような光学的手段で集光しても眼に対して安全なレベルであり、クラス1であることを示すラベルを貼ること以外は、特に対策は要求されていない。 |
クラス 1M | 波長範囲302.5 - 4000nmで低出力。光学的手段でビーム内を観察すると危険となる場合がある。 |
クラス 2 | 可視光(波長範囲400〜700nm)で低出力。眼の保護は「まばたき」等の嫌悪反応により行われる。 |
クラス 2M | 可視光(波長範囲400〜700nm)で低出力。眼の保護は「まばたき」等の嫌悪反応により行われる。光学的手段でビーム内を観察すると危険となる場合がある。 |
クラス 3R | 直接のビーム内観察は潜在的に危険であるが、その危険性はクラス3B以上のレーザよりも低いレーザ。製造者や使用者に対する規制対策がクラス3Bレーザに比べ緩和されている。AEL(Accessible Emission Limit:被曝放出限界)は、可視光以外(波長302.5nm〜)ではクラス1の5倍以下、可視光(波長範囲400〜700nm)ではクラス2の5倍以下である。鍵やインタ−ロックを取り付ける必要がない。 |
クラス 3B | 出力が500mW以下のレーザで、直接ビーム内を観察すると危険。鍵やインタ−ロックを取り付ける必要がある。使用中の警報表示等が必要。 |
クラス 4 | 散乱された光を見ても危険な高出力レーザ。皮膚に当たると火傷を生じたり、物に当たると火災を生じる危険がある。出射したレーザビームは必ずブロックする等の対策が必要。当然のことながら鍵やインタ−ロックを取り付ける必要がある。使用中の警報表示等が必要。 |
出荷時に既に校正を行っています。
通常はゲージなどですでにサイズのわかっている物を測定し、表示値が正しいことを確認するだけで校正の必要はありません。
測定物を正しく設置し、垂直方向に動かしてみても常に規格以値異常に誤表示し、やむをおえない場合は再校正を行ってください。
また、弊社にて再校正を行うことも可能です。ご希望の場合はお問合せください。