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4ケタコード

インクリメンタル型

定義 インクリメンタルエンコーダは、測定ステップごとに HIGH/LOW の電気パルス信号を生成します。測定値は外部カウンタにより信号をカウントされることにより規定されます。信号数は、速度や距離、その他のスケールとなります。
特徴 ローコストなソリューションです。ただし起動時には原点補正の現在位置確認が必要となります。 原点・分解能固定タイプと、プログラミング可能タイプとがあり、プログラミングタイプの場合はシャフト形状と電気的インタフェースの選定のみで機種選定が可能です。
原理 インクリメンタルトラック及び参照マークのスリットを持つコードディスクを光学的にスキャニングします。投光はレンズにより平行光が照射され、4つの窓を持った形状のスキャニングマスクを介し受光部に検出されます。このときの受光する光量によってインクリメンタルパルスを生成します。 センサは1回転に付き定義された分解能のパルスを出力しますが、この際A相・B相という信号の位相が90°ずれた二つの信号を出力します。このことにより高分解能化及び正転・反転を検出することが可能です。また1回転に付き1回だけ発生するZ相信号は1回点分の原点信号として用いることが可能です。
出力 分解能だけの矩形パルスを出力します。1分解能を1周期としパルスのHIGH/LOWは等しい時間分だけ出力され、A相・B相は出力の位相を90°ずらして出力されます。Z相はA相・B相の出力位相の90°または180°分だけ出力します(型式による)。
DC5V,NPNオープンコレクタ / DC24V,NPNオープンコレクタ / DC5V, TTL / DC24V,TTL / DC24V,HTL、など。

シングルターンアプソリュート型

定義 アブソリュートエンコーダは各々のシャフト回転位置をユニークコード化された絶対的な値を供給します。シングルターンは1回転分の値を供給し、二進数のコード化されたアブソリュート値を出力します。
特徴 起動時もしくは停電からの復帰時にも、その時点でのユニークコード値を供給します。したがって機器の起動時の原点出しが不要となります。 ワンタッチボタンティーチによる原点の設定が可能、また弊社社内において分解能プログラミング可能ですので、シャフト形状と電気的インタフェースの選定のみで機種選定が可能です。
原理 シングルターンのアブソリュート値をコードパターンによってディスク上に表現された、マルチプルコードトラックの格子を光学的に計測します。投光はレンズにより平行光が照射され、インクリメンタル同様の4つの窓、及びアブソリュート値を検出するための複数の窓を持った形状のスキャニングマスクを介し、受光部に検出されます。このときの各窓の受光/遮光がコード各桁の1/0を表現しています。 1回転の回転角度を二進数のコードで出力します。分解能だけの出力コードのビット数を持ち、パラレルインタフェースまたはSSI(シンクロナス・シリアル・インタフェース、当社特許)によって絶対的な数値出力がなされます。
出力 バイナリ・グレイ・余りグレイ・及びBCDいずれかのコード(型式による)による二進数値が測定レートごとに出力されます。各ビット毎に固有の出力線を持ちすべてのビットが同時に出力されるパラレル出力、コントロール側と同期を取り合いながら時間フレーム内にコードを出力するSSI、ともに出力コード各ビットの1/0が信号のHIGH/LOWとして出力されます。最大分解能は32,768です。

マルチターンアプソリュート型

定義 アブソリュートエンコーダは各々のシャフト回転位置をユニークコード化された絶対的な値を供給します。マルチターンは1回転分の値にシャフトの回転数を付帯させて供給し、二進数のコード化されたアブソリュート値を出力します。
特徴 起動時もしくは停電からの復帰時にも、その時点でのユニークコード値を供給します。したがって機器の起動時の原点出しが不要となります。 ワンタッチボタンティーチによる原点の設定が可能、またプログラミングツールを用いて分解能などのさまざまな設定がお客様のサイトにてプログラミング可能ですので、シャフト形状と電気的インタフェースの選定のみで機種選定が可能です。
原理 磁気式のアブソリュート回転位置検知、90°位相をずらした位置に設置された磁力センサにより測定される磁界強度のアナログ値を評価し、回転のアブソリュート位置を特定します。シングルターン部にはリング型多極分割フェライト磁石を2組用い高精度高分解能にアブソリュート位置検出、及び円形の通常のNS磁石を使用したマルチステージを5組用い多回転の検出を、それぞれ行います。 1回転の回転角度及び多回転の回転数を二進数のコードで出力します。分解能及び最大回転数だけの出力コードのビット数を持ち、SSI(シンクロナス・シリアル・インタフェース、当社特許)または各種フィールドバスインタフェースによって絶対的な数値出力がなされます。
出力 バイナリもしくはグレイコードによる二進数値(設定による)が測定レートごとに出力されます。出力コード各ビットの1/0が信号のHIGH/LOWとして出力されます。シングルターンのコード値とマルチターンの回転数はともに二進化され、桁続きのビット数で表現されます。SSIで最大24ビット(シングルターン12bit×マルチターン12bit)、各種フィールドバスにて最大26ビット(シングルターン13bit×マルチターン13bit)。