日 時
2017年11月29日（水）～12月2日（土）
世界最大規模のロボット見本市「2017国際ロボット展」に出展いたしました。
オプテックス・エフエーでは、ロボット・IoT関連製品をメインに3Dカメラによるロボットピッキング・形状検査やFA用センサ、画像処理用LED照明をご紹介しました。
今回は橋本電機工業様とワイ・イー・データ様の２社にご協力いただき、ブース内では、ロボットのデモンストレーションを行いました。おかげさまで連日途切れることなく多くのお客様が来場されました。
3Dロボットピッキングコーナー
3Dカメラによる袋物のデパレタイジングロボット制御
パレットに積まれたミニチュアのコンクリート袋をデパレタイズするデモンストレーションを実施しました。3Dカメラの3D-Eye30を使用し、パレットに積まれたコンクリート袋の形状、高さを認識。袋物は個体によって高さや形状が変化しますが、3次元での形状認識と独自のアルゴリズムにより安定したピッキングが可能です。今回のデモンストレーションのように、不定形ワークの認識が増えてきており、ロボットピッキングの要望も高まっています。
3Dカメラによる不定形ワークのピッキング【ご協力：ワイ・イー・データ様】
イチゴ(模型)をケーキに盛り付ける食品ロボットピッキングのデモンストレーションを行いました。
3Dカメラの3D-Eye30を使用し、バラ積みされたイチゴの形状、高さを認識し、一番高い位置にあるイチゴからピッキングするようにプログラミング。今回の見どころは不定形ワークの方向認識と姿勢制御が行える点です。
セーフティレーザスキャナ・ライトカーテン
スペースの限られた装置に取り付け可能な超小型セーフティレーザスキャナ(青色枠)、自在にサイズ変更ができ、柔軟に装置取付け可能なセーフティライトカーテン(赤色枠)をロボット周りに搭載して展示しました。
セーフティレーザスキャナS300 Miniシリーズは防護フィールドや警告フィールドを設けることで作業者の安全を守ります。セーフティライトカーテンmac4はモジュール型のため、必要な防護フィールド高さの構築が容易で、コストメリットが生まれます。
3D画像検査コーナー
木板の自動パテ埋めロボット制御【ご協力：橋本電機工業様】
微細な木板の節穴や傷を検出し自動でパテ補修するロボットのデモンストレーションを実施。従来、木板のパテ補修は職人の手で行われており、多くのノウハウや手間が必要でした。3次元画像検査装置3D-Eye35000シリーズを使用することで、正確に節穴の大きさ、深さをミクロン単位で計測することができます。
ロボット制御・IoTに対応するFAセンサ、画像処理用LED照明 コーナー
変位センサ
CDXシリーズ・CD22シリーズ
超高精度レーザ変位センサCDXシリーズは世界最高リニアリティ±0.015％F.S.を実現。当シリーズはダイレクトにEthernet接続を可能とし、WEBブラウザ上から測定値などを閲覧・制御が可能です。CD22シリーズはクラス最小変位センサで、ロボット搭載実績も豊富です。
IO-Linkセンサシリーズ
IO-Linkセンサ(SICK社製)は上位システムと双方向にデータ交換が行えるため、設備の予知保全を可能にします。
設置型サーモグラフィ
PIシリーズ
広範囲の温度を画像で確認できるサーモグラフィを参考出展しました。
こちらは測定したいエリアを分けることができ、そのエリアごとに放射率も任意に設定できます。
画像処理用LED照明
画像処理用LED照明コーナでは、IoT化による照明の予知保全をご紹介いたしました。
センシング照明をLED照明コントローラOPPD-30EにEthernet接続することで照明の輝度と温度のモニタリングが可能。
さらに調光値フィードバック制御により明るさを一定に保つことができます。
出展社プレゼンテーションセミナー
出展社セミナー「不定形ワークのピッキングにおける3次元カメラとビジョンシステムのご提案」を実施し、多くの方にご参加いただきました。
セミナーでは、ロボットの必要性やロボットビジョンシステムの仕組みを解説しました。
不定形ワークのロボットピッキングについては多くのお客様がご興味を持たれ、セミナー終了後に多くのご質問をいただきました。
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※2017国際ロボット展で展示された製品が掲載されたカタログです。
