2021年9月14日
オプテックス・エフエー株式会社
販売促進部
サーモグラフィとPLCの連携を従来比1/5の価格で
実現できるソフトウェアを発売
オプテックス・エフエー株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:中島達也)は9月8日、サーモグラフィの熱画像APIソフトウェア「Bridge PIX FAE」を発売いたします。
サーモグラフィは多点の温度計測が可能ですが、その温度データをPLCで取得するには専用ソフトウェア開発や複雑なプログラムを組む必要がありました。
当社のサーモグラフィと熱画像APIソフトウェア「Bridge PIX FAE」を使用すれば、複雑な設定なしにPLCからサーモグラフィの測定値を取得でき、PLCからサーモグラフィの温度レンジ切替え、強制フラグ(内部校正)起動、トリガ撮像(静止画・動画)などの主要操作が可能となります。
また従来、PLC連携にはサーモグラフィ本体とオプション購入費、システム構築費で総額270万円以上の費用が必要でした。当社であれば総額50万円からとなり、従来の1/5程度の価格で導入することができます。
さらにサーモグラフィとPLC連携のメリットとして、サーモグラフィの測定エリアを上限なく設定できるようになり、全エリアの測定値、画像、動画の全保存が可能です。またサーモグラフィを複数台使用する場合でも、PLCから一斉に設定を書き換えることが可能となります。
対応するサーモグラフィは、Xi80シリーズ、Xi400シリーズ、PIシリーズ、2021年8月に発売したX410シリーズです。PLCは三菱電機社製MELSEC-Qシリーズ、IQ-Rシリーズ、IQ-Fシリーズに対応し、その他PLCにも順次対応を進めていきます。価格はオープンプライスです。
今後もオプテックス・エフエーは、産業界の温度管理に貢献する付加価値の高い非接触温度計を提案していきます。