サーモグラフィは多点の温度計測が可能ですが、その温度データを制御に使用するには
専用ソフトウェアや複雑なプログラムを作る必要がありました。
当社のサーモグラフィであれば、PLCとの連携用ソフトウェアを用意しているので、
様々な種類のPLCと簡単に連携できます。
- 当社
独自
熱画像APIソフトウェア
Bridge PIX
- サーモグラフィの測定値をPLCで取得でき、さらにPLCからもサーモグラフィの主要操作が可能になる当社独自の連携ソフトウェアです。
通信方法は、OPCサーバ版とModbus版の2種類をご用意しています。
PLCから操作可能なソフトウェアの項目
● 温度レンジの切替
● 強制フラグ(内部校正)
● トリガ撮像(静止画・動画)
● レイアウト切替(バンク機能)
OPCサーバ版のみ
● PLCとの接続死活監視
Modbus版のみ
● 複数の接続カメラを一括操作機能搭載
● ドングル無しでソフト起動後45分間の通信可能
■ サーモグラフィとPLC連携のメリット
● 同時多点計測した温度データを制御に活用
測定した温度データに基づいて、その前工程、後工程の機器を制御することができます。
● 測定エリアを無数に作れる
測定エリアを上限なく作成でき、全エリアの測定データをPLCに転送可能です。
● 温度データの全保存が可能
測定データ、画像、動画の全保存が可能になります。
● PLCからサーモグラフィの設定変更が可能
サーモグラフィを複数台使用する、また段取り替えが発生するラインなどでもPLCから設定を簡単に書き換えられます。
■ 導入のための工数を削減
- サーモグラフィとPLCを連携させるためには専用のソフトウェアを開発し、そのうえでPLCとの連携のための複雑なプログラムを組む必要があり、時間と工数がかかります。
- PLC連携ソフトウェアで簡単に接続できます。サーモグラフィとPLCを連携させるための工数を減らすことができます。
■ システム構築のコスト1/5以下
■ 主な仕様
● 取得可能なエリア数:上限なし(PCのスペックに依存)、初期設定:20カ所
● ホット/コールドスポット座標値:各X/Y座標値の取得が可能
● サーモグラフィ接続台数:上限なし(PCのスペックに依存)、初期設定:4台
● フラグ起動:開/閉/更新操作および、状態確認
● 静止画取得:あり
● 動画起動/停止:あり
● 測定温度帯の切替:各カメラの測定温度範囲を切替および、状態確認
● 測定エリアのレイアウト変更(バンク切替)
OPCサーバ版のみ
● PLCとの接続死活監視
Modbus版のみ
● 複数の接続カメラを一括操作機能搭載
● ドングル無しでソフト起動後45分間の通信可能
■ 対応するサーモグラフィ