2018年5月16日
オプテックス・エフエー株式会社
販売促進室
物体の端面位置を測定する
透過型エッジセンサ TD1シリーズを発売
オプテックス・エフエー株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:中島達也)は、2018月5月28日に、透過型エッジセンサ「FASTUS TD1シリーズ」を発売します。
「TD1シリーズ」は、レーザ並行光により、物体のエッジ(端面)位置および位置変化を高精度に測定できる透過型のレーザ変位センサです。繰返し精度は±5μmを実現し、測定範囲は10mm、センサヘッド間距離は最大300mmです。これにより、シート・フィルム材や金属箔の蛇行制御や巻取り制御をはじめ、ローラーの隙間測定や小型電子部品の幅測定が高精度に行えます。また厚み9.6mm、奥行き21mm、高さ61mmのコンパクト設計により、スペースの限られた装置内にも無理なく取付けが可能です。
従来、こうした透過型のセンサは光軸調整が難しかったのですが、「TD1シリーズ」は光軸のズレ発生時に表示灯が点滅するヘッド位置調整モードを搭載。設置時の光軸調整作業を飛躍的に簡易化しました。
操作・設定は別売りのアンプユニット「CDAシリーズ」で行います。有機ELディスプレイを搭載し、鮮明な日本語・英語表示が可能となり、ティーチングや演算設定も簡単に行えます。
標準価格は「TD1シリーズ」が80,000円(税別)、「CDAシリーズ」が50,000円(税別)です。
これからもオプテックス・エフエーは「FASTUS(ファスタス)」ブランドの製品を拡大し、産業用センサの新しい価値を提案していきます。
ラインナップ
型式 |
TD1-010M8 |
測定範囲 |
エッジ:±5mm、幅:10mm |
ヘッド間距離 |
Max.300mm |
光源 |
媒質・波長 |
赤色半導体レーザ ・ 660nm |
最大出力 |
390μw |
レーザクラス |
CLASS 1 (IEC/JIS)※1 |
スポットサイズ |
3×14mm |
リニアリティ |
ヘッド間距離100mm:±0.4% of F.S. (±40μm) |
繰返精度※2 |
±5μm |
サンプリング周期 |
500μs |
※1 FDAについては弊社にお問い合わせください。
※2 平均化回数1回にて
主要販売先
機械業界および素材、半導体、電池、電子部品業界をはじめとした産業界
本件に関するお問合せ
オプテックス・エフエー株式会社
販売促進室 石谷 高宏
〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町91 京都リサーチパーク9号館
TEL: 075-325-2922 FAX: 075-325-2921
E-mail
fa@optex-fa.com