従来比2.5倍の明るさを実現
独自回路の搭載により、連続点灯10秒以内(Duty10%)を条件に、従来比2.5倍の明るさアップを実現しました。
汎用の12V出力電源との接続時でも、ストロボ電源のオーバードライブに迫る超高輝度発光が可能です。
点灯制御時のカメラ・照明の同期調整が容易
発光時間を1ms以内(※1)に制限することで明るさを3倍以上にアップさせる「ストロボオーバードライブ機能」では、カメラのシャッターと発光タイミングを同期させるためのシビアな調整が必要です。
OPR-SFであれば、数10ms~数100ms(※2)の発光時間で点灯できるため、ストロボオーバードライブ時に比べカメラシャッターとのタイミング合わせが簡単に行えます。
※1 当社ストロボ搭載電源OPPFシリーズの場合
※2 連続点灯10秒以内(Duty10%)
スローシャッターでより明るい画像を取得
発光時間1ms以内という条件で明るさを瞬間的にアップさせる「ストロボオーバードライブ機能」は、1msを超える露光時間で明るく撮像するスローシャッターでは使用できませんでした。
OPR-SFであれば、1ms以内という時間的な制限がなくなり、1msを超える露光時間でも高輝度発光が可能となるため、黒ゴム等の低反射率ワークや、ロボットピッキング用途などにも適しています。
例えば、カメラのシャッター(露光時間)が2msの場合、OPR-SFで撮像した画像の明
るさは従来比2.5倍のさらに2倍となり、従来比5倍となります。
温度保護回路により温度上昇時は自動消灯
OPR-SFシリーズは、独自の温度保護回路を内蔵し、照明内部が高温になる(OPR-SF55-28Wの場合:80℃以上)と自動で消灯し、自動消灯後に温度が低下する(OPR-SF55-28Wの場合:70℃以下)と自動復帰します。
連続運転時は連続点灯10秒以内(Duty10%)を条件としていますが、調整時など10秒を超えての点灯も可能です。このとき照明内部温度が高温になると、自動消灯し照明を保護します。
センシング機能による輝度安定を実現
※ OPR-F32-10Wを除く
独自技術の「FALUX sensing」を搭載。内蔵したフォトダイオードが輝度をモニタリングし、輝度劣化をフィードバックすることで、5万時間でも最大輝度を一定に保てます。