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オプテックス・エフエーは、センサ(1003)の日を記念して、「東京国際包装展 TOKYO PACK 2012」開催期間中の10月3日(水)と4日(木)に食品業界向けセミナーを開催しました。
10月3日(水)は、「食品工場管理者向けセミナー」と題し、第1部は食品工場の品質管理における第一人者である河岸宏和先生(「HP食品工場の工場長の仕事とは」主宰)を講師にお迎えし、「食品工場の食品安全管理・危機管理のポイント」セミナーを実施しました。
第2部は、オプテックス・エフエーの製品・技術紹介を交えた「食品検査のトレンド〜印字検査と3D食品検査」セミナーを実施しました。
河岸先生のセミナーの序盤では、「品質管理」を「電車の緊急停止ボタン」等に例え、「万が一の時のための予防策をとっていますか?」と質問を投げかけられました。また、全国の食品事故における事例を紹介し、食品工場で働くうえで大切にしなければならない倫理観や教育について熱心に話されました。
質疑応答では、実際の現場での課題がセミナー出席者から寄せられました。その回答では、海外の食品工場における衛生管理の方法や、外部業者の外部者用トイレの設置の必要性など、食品工場の日々の業務に活かすことができる貴重なご意見をいただきました。
10月4日(木)は、「食品工場ご担当者向けセミナー」として、「はじめての印字検査セミナー」と「はじめての3D食品検査セミナー」を実施しました。
「はじめての印字検査セミナー」では、食品事故における印字事故の割合やその内容を解説し、印字事故低減のための印字検査機の重要性をご紹介しました。実機操作では、文字認識画像センサ「CVS4-R」を一人一台操作いただき、サンプルワークを使ったOK/NG判別を体験いただきました。
「はじめての3D食品検査セミナー」では、これまでになかった、食品外観を3次元で検査する「3D食品検査」をご提案。食品の外観検査を行う他装置との違いや、測定原理などご紹介しました。また、ローコスト3D画像検査装置「3D-Eye5000シリーズ」で実際にお菓子などの形状を計測する様子をご覧いただき、割れ・欠けが鮮明に見える3D画像には特に注目が集まりました。
今後もオプテックス・エフエーは、「食の安全と安心」に貢献するセミナーを行ってまいります。