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『印字検査セミナー』では、文字認識画像センサ「CVS4-R」を使った実機操作セミナーを実施。オートティーチングをはじめ、傾斜文字・ドットマーク(.)有無検査など、実際の印字サンプルごとに設定を変更し、OK/NG判別を行いました。
FOOMA JAPAN会場でも当社の印字検査カメラを搭載いただきました。
写真は、キムラシール株式会社様製バンドシーラーKSDP20E (左下)と東洋自動機株式会社様製自動真空包装機TVP-E4(右下)。
印字検査セミナー終了後にいただいたご質問を下記に抜粋してご紹介します。
Q 装置を製造品目毎に洗浄しますが、カメラの設置は難しいですか?
A CVS4-RはIP67の保護構造を有しておりますので、水を取り扱う現場でも問題ありません。
他社にはない利点のひとつです。
Q 3行や4行の印字検査は可能ですか?
A CVS4-Rシリーズは最大で6行迄の印字を検査可能です。実際の食品関連のお客様の現場では2行までが
圧倒的に多く、LOT番号を含めた3行までの印字を検査されるケースもあります。
Q 実機とは別で表示できるモニタはありますか?
A セミナーで使用した「CVS4-Rシリーズ」はリモートモニタ(CVS-M1-R)、マルチカメラ画像センサ
「MVS-OCRシリーズ」はやビデオ出力・タッチパネルディスプレイ(MVS-DN)等で対応が可能です。
『3D検査セミナー』では、「割れ欠け・形状不良のゼロ化」をテーマに、お菓子の製造ラインにおける外観検査の動向に加え、ローコスト3D画像検査装置3D-Eye5000シリーズについてご紹介しました。実機デモでは、クッキーの割れを検出し、特に3D画像には注目が集まりました。
3D検査セミナー終了後にいただいた質問を下記に抜粋してご紹介します。
Q 具体的にどこが世界初なのか教えてください
A ライン向け3D画像検査装置として、センサ、レーザ光源、解析部が一体になった設計が世界初です。
取付時の複雑な位置合わせや、別照明が必要ありません。
Q 1分間に何個のワークを検査できますか?その際のラインスピードは?
A 検査条件により違いがあります。速度に関わる要因は、ワークの大きさ(XY方向)、高さ測定範囲
(Z方向)、検査アルゴリズム等です。
参考例:直径50mm、高さ10mm程度(測定範囲 30mm)のせんべいが、
コンベア速度約30m/分、100mmピッチで流れた場合、300個/分となります。
(最大速度ではありませんのでご注意ください。)
Q 多列で流れてきた製品を個別に計測することは可能なのか?
A 可能です。しかし、製品が重なった場合、レーザー光が当たらない部位が生じるため計測が不可能です。
今後もオプテックス・エフエーは、「食の安全と安心」に貢献する、啓発・普及セミナーを行ってまいります。