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薄型ディスプレイをはじめ、太陽電池や包装に欠かせない高機能フィルムに関する展示会「第2回高機能フィルム技術展」。
東日本大震災の影響を受けた中ではありましたが、通常どおり開催され、産業の復興へ向けた第一歩とも言える展示会となりました。
オプテックス・エフエーと日本エフ・エーシステムでは、フィルムやシート材製造工程において品質向上をサポートする産業用センサ&画像検査装置の新製品を展示しました。
ファイバセンサD3IFと専用透過型ファイバNF-TW01でフィルムの1枚/2枚判別を行いました(写真上部分)。
D3IFに採用している赤外LEDは、波長1.45μmとフィルムに吸収されやすい波長を使用しているので、
フィルムやシート材が透明であっても1枚/2枚を確実に判別することが可能です。
フィルム、シート材、電極箔のエッジ計測に最適な蛇行検知センサ(開発中)を参考出品し、注目を集めました。
検出エリアの広いスクリーン光で安定計測でき、小型センサヘッドにより省スペースでの設置が可能になります。
新製品の高速3D形状・計測機「3D-Eyeスキャナー」を展示。高さ測定を含む抜き取り検査の簡略化、手作業による目視検査の簡単な置き換えに、幅広い業界で使用いただけます。
インタフェースは、親しみやすいWindowsベースで操作でき、誰でも使用できる簡単操作を実現しました。
東日本では余震や計画停電が続く中、来場者の大幅な減少が予想されましたが、当展示会の関連業界では設備投資や情報収集の意気込みも非常に熱く感じられました。
弊社ブースでも具体的な商談が多く寄せられ、今後も一歩進んだ検査・計測とコストダウン化を提案してまいります。
来場者及び関係各社の皆様に厚く御礼を申し上げます。