展示会名
東京国際包装展(TOKYO PACK2010)
印字検査機・バーコードリーダ搭載事例
〜印字とバーコードの内容照合〜
ストラパック株式会社様
ストラパック様ブース
2010東京国際包装展にて、ストラパック株式会社様が当社の画像センサとバーコードリーダを展示されました。
同社は包装・荷造り作業の省力化、効率化から品質管理の簡素化まで、システムラインのトータルソリューションを提案されています。
当社の製品を搭載していただいたのは、「製品検査・包装ライン」の展示です。
当ラインは梱包出荷ラインへの不良品流出の防止を目的とし、出荷作業に入る直前の重要な工程にあたります。
ラインの概要としては、まず「全自動コンパクト型製函機AF-5NC」「ロットランダム型全自動封函機T-402」により段ボールの製函・封函を全自動で高速処理した後、検査工程に入ります。
コンパクト型製函機AF-5NC
検査工程では、ラベラーで使用期限とバーコードが記載されたラベルをそれぞれ段ボールに貼付した後、ラベルの有無を「色面積画像センサCVS1-R」でチェックします。
ラベル有無を検査する色面積画像センサCVS1-R
その後、「文字認識カメラMVS-OCR」で使用期限、「SICK バーコードリーダCLVシリーズ」でバーコードを読取り、双方の情報に相違が無いか内容照合を行います。
文字認識画像センサ(左)とバーコードリーダ(右)による内容照合検査
カメラとバーコードリーダは、照合器となる画像センサのコントローラ「MVS-DN」に接続することで、PLCでの複雑なプログラミングの手間は必要ありません。
照合結果がOKであれば次工程へ進み、NGであれば排出されます。
検査工程を通過した後は段積包装仕様の「全自動梱包機RQ-8AR特」、「縦掛け用全自動梱包機RQ-8N2」で2段積みした段ボールをPPバンドで十字掛け。自動ラインの流れ方向と同方向に掛けられるのがポイントです。
画像センサのコントローラMVS-DN
全自動梱包機RQ-8AR特
今回、一歩進んだ印字検査として、印字とバーコードの連動チェックを多くの来場者にご覧頂けました。
展示していただきましたストラパック株式会社様に厚く御礼申し上げます。