2024年5月9日
オプテックス・エフエー株式会社
販売促進部
独自のリングレーザマーカ搭載で「視野が見える」
IO-Link対応の非接触温度計TI-Sシリーズ発売
産業用センサメーカーのオプテックス・エフエー株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:湯口 翼)は、2024年6月上旬に非接触温度計「TI-Sシリーズ」を発売します。
TI-Sシリーズは独自のリングレーザマーカ(特許出願中)を搭載した産業向けの放射温度計です。従来は、測定位置決め用のレーザマーカが非搭載、または点で示すスポット式でした。当シリーズは同軸リングレーザが測定位置と範囲を示すため、どこを測定しているかを視認性よく円(リング)で示すことができ、暗く狭い場所でもマーカを確認しながら簡単に位置調整が行えます。
コントローラには1.8インチフルカラーTFT液晶を搭載。従来の7セグLED表示では再現できなかった漢字、かな表示が可能になり設定が楽に行えます。
また測定温度をトレンドグラフで表示することができ、経時変化を一目で確認できます。
測定温度範囲は-40℃~+500℃、測定精度は±1℃で高精度に計測可能。また応答時間は従来困難だった50ms以下を実現し、高速ライン上のワークの温度測定も可能です。
またTI-Sシリーズはデジタル信号で上位のネットワークに接続する通信技術「IO-Link」に対応。PLCと1対1の双方向シリアル通信が可能となり、温度データを常にモニタリングでき、スマート工場化に貢献します。
標準価格はコントローラが38,000円(税別)、センサヘッドが78,000円(税別)です。