2023年6月1日
オプテックス・エフエー株式会社
販売促進部
累積点灯時間などの個体管理が可能な
バー照明OPB-X シリーズに赤色と赤外光を追加
産業用センサメーカーのオプテックス・エフエー株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:中島達也)は、画像処理用LED照明の高輝度センシングバー照明「OPB-Xシリーズ」の赤色、赤外光(波長:850nm)を2023年6月1日より順次発売します。
高輝度センシングバー照明「OPB-Xシリーズ」は、幅30mm×長さ75/150/225mmの3サイズ、白/青色のラインアップでしたが、このたび、赤色(全サイズ)/赤外光(75/150mm)を追加します。
OPB-Xシリーズは、新技術「FALUX sensing +(ファルクスセンシングプラス)」に対応。多機能LED照明コントローラ「OPPXシリーズ」と接続することで、照明の明るさ・温度のモニタリングや明るさを一定に保つフィードバック制御が可能です。さらに、累積点灯時間などの照明ごとに異なる個体情報をコントローラで参照できます。センシング機能搭載のバー照明としては初めて、白色以外の青/赤色・赤外光をラインアップしました。
赤外光のLED照明は可視光よりも波長が長く、物体を透過しやすいため、不透明な物体に含まれる異物を検査する際の用途などで使用されます。ただ目視で明るさを確認できないため、従来は赤外線カメラで撮影した画像で照明の明るさを管理していました。OPB-Xシリーズの赤外光照明であれば、コントローラで簡単に明るさを管理することが可能となり、赤外照明の活用の幅を広げることができます。
標準価格は、赤色が64,000円(75mmサイズ・税別)から、赤外光は90,000円(75mmサイズ・税別)からとなります。
ラインアップ
型 式 |
FALUX
sensing + |
発光エリア
[mm] |
質量
[g] |
標準価格(税別) |
白 |
青 |
赤 |
⾚外 (IR850) |
OPB-X7530□ |
モニタ リング/ フィード バック |
75×30.3 |
110 |
75,000円 |
64,000円 |
90,000円 |
OPB-X15030□ |
150×30.3 |
180 |
119,000円 |
108,000円 |
143,000円 |
OPB-X22530□ |
225×30.3 |
255 |
174,000円 |
152,000円 |
- |
□:W(White)、B(Blue)、R(Red)、IR850
センシング機能について
2010年に業界初の「センシングLED 照明」を発売。従来の「FALUX sensing(ファルクスセンシング)」では、照明の明るさ・温度のモニタリングと、長期的な使用に伴う明るさの変動に対して電圧調整を行うフィードバック制御が可能です。さらに2022年、モニタリング・フィードバック制御に照明の個体識別機能を追加し、新技術「FALUX sensing +(ファルクスセンシングプラス)」として進化しました。
主要販売先
電子部品業界、自動車部品業界をはじめとした産業界全般