2021年4月22日
オプテックス・エフエー株式会社
販売促進部
低温金属の温度を安定して測定可能な
非接触温度計「GT-4Mシリーズ」を発売
オプテックス・エフエー株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:中島達也)は4月22日、低温金属測定用非接触温度計「GT-4Mシリーズ」を発売いたします。
当社のGTシリーズは、物体が放射する赤外線エネルギー量を測り温度を測定する非接触温度計(放射温度計)で、樹脂、ゴム、金属、セラミック、フィルム、ガラスなど各素材の温度測定に最適な測定波長を使用した機種を複数ご用意しています。
「GT-4Mシリーズ」は高感度素子を採用し、2.2~6μmの測定波長を使用することにより、金属や金属酸化物、非鉄金属やセラミックなどの温度測定が低温域0℃から測定可能になりました。さらに従来機種に比べて、極めて安定した測定を実現します。
応答時間は0.3msで、メルトガンでの塗布や高速ラインにも対応可能です。センサヘッドは、世界最小クラスM12×28mmの超小型センサヘッドを採用し、装置への組込みにも最適です。
ラインアップは測定視野に合わせて2種類を用意しています。価格はオープンプライスです。
今後もオプテックス・エフエーは、産業界の温度管理に貢献する付加価値の高い非接触温度計を提案していきます。
低温域での測定比較
+70℃に設定した金属ヒータを+100℃まで温度を上昇させ、従来機と GT-4Mの温度推移を比較しました。
値がバラつく従来機に対して GT-4Mは値が振れることなく、安定して温度測定ができています。
国内販売数目標
(年間)
3,000 台(GTシリーズ)