2019年9月12日
オプテックス・エフエー株式会社
販売促進室
切削工具の外径と振れを2秒で測定可能
エンドミル自動測定器 EMSシリーズを発売
東京光電子工業株式会社(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:坂田良明)は、2019年9月、エンドミル自動測定器「EMSシリーズ」を発売します。
「EMSシリーズ」は、センサ部となるレーザ光走査型非接触寸法測定器と測定治具を一体化し、エンドミルやドリルなど切削工具の外径・振れを簡単に卓上で測定できる装置です。主に切削工具メーカーにおける品質管理用途、機械加工業界における再研磨後の計測用途にご使用いただけます。
【特長】
① 3600スキャン/秒の高速走査、再現性±2μm以内の高精度測定
② 偶数刃・奇数刃のどちらにも対応。刃数をあらかじめ設定することにより、工具をセッ
トして開始ボタンを押すだけで、わずか2秒にて測定を完了
③ 独自のデータ取得プログラム「End Mill EX」(オプション)を使用すれば、PCを用い
てMicrosoftExcelシート上に測定データを自動出力可能
ラインナップは、工具径に合わせて、外径20mmタイプのEMS-20、外径40mmタイプのEMS-40を用意しています。販売は同社及び親会社であるオプテックス・エフエー株式会社が行っていきます。
1969年に創立した東京光電子工業はこの9月に創立50周年を迎えました。国内で初めてレーザ外径測定器を開発した企業として、今後も外径測定器の新しい価値を提案していきます。
ラインアップ・主な仕様
本体仕様 |
項 目 |
EMS-20 |
EMS-40 |
使用レーザ |
可視半導体レーザ(655nm) クラス2 |
最小表示値 |
0.1μm |
測定回数 |
3,600 回/ 秒 |
測定時間 |
2 ~ 3 秒(変更可) |
測定精度* |
再現性 |
± 2.0μm 以内 |
± 4.0μm 以内 |
測定工具 |
刃 径 |
0.2 ~ 20mm |
0.5 ~ 40mm |
刃 長 |
130mm |
200mm |
全 長 |
250mm |
300mm |
シャンク径 |
3 ~ 20mm |
5 ~ 40mm |
*.周囲温度 20 ± 5℃、平均回数 896 回(表示間隔 0.25 秒)以上で丸棒の外径測定時
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