センサ・LED照明のオプテックス・エフエー（OPTEX FA）：センシングバックライト照明 OPFシリーズ

狭指向角タイプと拡散タイプの2タイプをラインナップし、
対象物に合わせて指向角を選択できるOPFシリーズ。
業界初のプリズムシートを採用した『狭指向角タイプ』は、
従来は難しかった透明ワークや写り込みが発生する
金属ワークの鮮明な輪郭抽出を可能にします。

拡散板上に独自のプリズムシートを搭載し、
従来のLC（ライトコントロール）フィルム装着時相当の
狭指向角（半値角±17°)を実現。
背面から指向角の狭い光を照射することで、余計な反射光を防ぎ、
表面状態の影響を受けずにくっきりとしたシルエットを写し出します。

シャフト側面とネジ部に写り込みあり。
LCフィルムを重ねると写り込み防止となるが、暗くなる。
写り込みがなく、明るさにも余裕がある。

透明台紙上のスマホ保護フィルムシールは、光がエッジで反射するため輪郭がぼやけている。
LCフィルムを重ねるとエッジは判別できるが明るさが不足する。
指向性が狭いため、フィルムのエッジでの反射が減少し、黒くエッジが際立つ。

不織布・白濁樹脂などの光を散乱するワークの異物を検出する際は、従来品OPSMの上位互換品である拡散タイプが有効です。
従来比2.5倍の明るさと高均一性を両立した光は、散乱ワークを透過しやすく、異物の影を浮かびあがらせます。

黒点がはっきりと浮かび上がっている。
光が透過せず、黒点の判別不可。

狭指向角タイプは、プリズムシートにより周囲に広がる光を前方に集光することで従来比4倍の輝度を実現しました。
LCフィルムを装着せずとも指向角の狭い照射を実現できるためLCフィルムによる輝度低下を回避できます。
また、拡散タイプでは従来比2.5倍の明るさを実現しています。

LEDの配列を最適化することで均一度を向上し、周辺部の輝度低下を改善しました。
同じ発光面サイズでも、従来と比べより大きな検査エリアが確保できます。

OPFシリーズは、独自技術の「FALUX sensing」を搭載。
内蔵したフォトダイオードが輝度をモニタリングし、長期的な輝度劣化をフィードバックすることで、5万時間でも最大輝度を一定に保つことができます。これにより運用時の保守コストを削減します。
OPFシリーズは、筐体フレームに輝度測定用LEDとフォトダイオードを内蔵し、外乱光ノイズの影響を受けずに正確な輝度測定が可能です。
制御回路は内壁面に実装し、コンパクトサイズを実現しています。 FALUX sensing

種　類	型　式	発光面サイズ	質量	発光色	入力電圧	消費電力
拡散タイプ（従来互換）	OPF-S27X27W-DF	27×27mm	35g	白色	DC12V	2.2W
	OPF-S43X35W-DF	43×35mm	50g			3.7W
	OPF-S51X51W-DF	51×51mm	60g			5.2W
狭指向角タイプ	OPF-S27X27W-PS	27×27mm	35g			2.2W
	OPF-S43X35W-PS	43×35mm	50g			3.7W
	OPF-S51X51W-PS	51×51mm	60g			5.2W
追加予定ラインナップ	サイズ：63×60、77×77、100×100、125×125、150×150　発光色：赤色、青色

京都本社：075-325-2920／東京営業所：03-5740-7851／海老名営業所：046-292-7330
名古屋営業所：052-776-7300／神戸営業所：078-271-3888／九州営業所：092-739-6230

絞り込み検索