目的を考え、1年先を見据えながら
日々の仕事に取り組む

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  • 所属している部署ではどのような仕事をしているのですか??

    入社1年目は先輩方が設計された製品の性能評価等データ取り業務がメインでしたが、現在は製品の外観デザインや、構成部品の一部設計等のいわゆる筐体設計を担当しています。
    三次元CADを用いて部品の形状など詳細設計を行います。
    製品に搭載されるボタンの押しやすさ等、人の感覚に依存する部品は何パターンか検討のうえ試作を行い、実際に押してみて最適な構造を模索します。
    また新製品の開発だけでなく、既存製品の改良、保守メンテナンスも開発部の業務の一つです。生産性アップを目的とした既存部品の形状再検討を行うこともあります。

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仕事をする上で大事なスキルや取組姿勢や心掛けていることを教えてください。

まだまだ技術面、知識面ともに先輩方に及ばないので、日々の業務の一つ一つから技術や知識を吸収しようと心がけています。わからないことや困ったことがあればすぐに先輩に相談して一人で抱え込まないことが最も重要だと思います。
そのほか業務の指示を受けた際には単に指示通り業務をこなすだけではなく、その業務の先にある目的の達成を考えて自分で必要だと思う行動を+αしながら業務に取り組むことを意識しています。そういった行動が自身の成長にもつながると考えています。

  • 仕事の醍醐味や充実感を覚える瞬間などを教えてください。

    機構設計では製品のデザインまで業務に含まれることが多いため、自分の考えた形状が製品として世の中に出ていくことが一番の醍醐味だと思います。
    日々の業務の中にはデータ取り業務などの地味な仕事もありますが、そういった仕事の積み重ねの先に新製品の発売や生産性アップ等、会社に貢献できたときは充実感ややりがいを感じます。

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DAILY SCHEDULE ある一日のスケジュール

  • 9:00~10:00

    メール(外注と工場がメイン)のチェックと対応。
    工場とのやりとりは主に試作品の状況であったり、問題が発生した時の対応など。
    新製品の開発中はやりとりの頻度が高くなります。

    10:00~12:00

    設計業務を実施します。
    機構設計の際には三次元CADを用いて、部品設計を行います。
    先輩が構想された製品全体の基本設計を基に自分の担当部品の形状の最適化、アセンブリした際に他部品との干渉が無いか等の確認をしています。
    光学系に関わる部品では光学シミュレーションソフトを用いて、センサから出た投光ビームの光線追跡や光の強度分布の確認を行いながら、部品の許容公差の検討を行うこともあります。
    レンズ形状の最適化等の光学設計は機構設計とは別の知識が必要なため、現在は業務を通じて勉強中です。

  • 13:00~17:00

    届いた試作品を組み立てて、試作品の測定・評価業務を行います。
    何日もかけて、色々な評価を行うこともありますが、今日は、変位センサのリニアリティについて評価を行いました。
    リニアリティとは実際の距離変位に対してセンサが出力する変位量に、どのくらいの誤差が生じるかを割合で示した特性で、評価には精密な電動ステージが必要です。

    17:00~17:30

    スケジュールの確認や進捗状況の記録、場合によっては上司に報告することもあります。
    月1回、開発部の会議があり、そこで業務の進捗状況を報告します。
    会議とは別に製品の設計レビューが不定期にあります。
    進捗状況や設計の方向性を課内で共有して、先輩方に助言をいただいたり、過去製品のトラブル情報を共有していただいたりして方向性の修正を図る場になっています。

スキルアップのために取り組んでいることを教えてください。

機構設計課では筐体設計以外にも光学設計業務がありますが、これには筐体設計とは全く別の知識や経験を要するため、社内で開催される光学設計勉強会や社外の光学設計セミナーに積極的に参加して勉強中です。
座学で得た知識を実際の業務にも活用することで技術の習得を目指しています。

今後の目標を教えてください。

今は先輩方の新製品開発の設計補助として製品の一部を担当することが多いですが、ゆくゆくは私がメイン担当となって新製品を一からすべて設計することが目標です。
また、私が所属している部署では新製品開発時に海外の取引先と会議を行います。新製品開発プロジェクトのリーダーはこの会議に参加する必要があるため、英語スキルが必須です。技術力とともに語学力も身に着けプロジェクトリーダーを任せてもらえるような技術者を目指しています。

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