世の中に役立つ
製品開発の一歩を踏みだす
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所属している部署ではどのような仕事をしているのですか??
主に先輩が開発しているセンサのデータ取りをしています。データ取りの内容としましては、気温が高い時と低い時とで何か違いはあるのか、どれくらい離れたものを検出できるのか、説明書通りの動作をしているのか等、項目はたくさんあります。また、製品改造の補助として試作品に、はんだづけをすることもあります。それ以外の時間は、はんだづけの練習やプログラミングや電気回路、電気部品の勉強をしています。
仕事をする上での課題と、乗り越えるための取り組みについて教えてください。
現在の部署では電気だけではなくプログラミング等のソフト設計の仕事も担当するのですが、私は大学で電気をメインに勉強していたのでソフトに関しては、あまり理解できていないことが今の課題です。先輩から課題をもらってプログラミングの勉強をしていますが、それに加えて製品の内部ソフトを見ることによって実践に必要なソフトの知識は何かを理解するように意識して取り組んでいます。
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印象に残っている新人研修を教えてください。
入社してから3か月が過ぎた頃、先輩の商談に同行したことが印象に残っています。取引先の営業の方が来社されたのですが、そこでの社会人としての立ち振る舞い方はもちろん、製品開発で必要な電子部品の知識や市場状況などを学ぶ機会となりました。実際に私が商社の方とアポイントを取ってやり取りすることがあったのですが、この経験があったからこそ、少しずつですが、商談に対する免疫がついてきて、はじめて社会人として成長したことを実感することができました。
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9:00 朝礼
プロジェクトの進捗状況などの情報共有をします。2日に1度、副社長の講話があります。講話内容は多岐にわたり、様々な気づきを得ることができる貴重な時間です。
9:10 製品のデータ取り
開発中の製品データを取得して、特性を観測します。
12:00 お昼休憩
建物内の飲食店をよく利用しています。
13:00 定例会議
定例会議は毎月1度実施されます。各プロジェクトの進捗報告が主な内容です。
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15:00 再び製品のデータ取り
データ取りをする製品の数が多い場合や時間がかかる評価試験があるので、午前中の続きをすることが多々あります。
16:00 資料作成
取得したデータをまとめて先輩に報告します。
16:30 はんだづけ等の課題
この日は、はんだづけの練習をしました。ちょっとした改造等、電気設計の仕事では、はんだづけが日常的に使われます。実践で問題なくスムーズに扱えるように日々練習をしています。
17:30 業務終了
家に帰って録画したテレビを見ながらお酒を飲んでリフレッシュすることが多いです。
仕事の醍醐味や充実感をおぼえる瞬間など教えてください。
開発中の製品に直接関わる仕事は、とてもやりがいを感じます。まだ1年目なので難しい業務というわけではないのですが、これから世に出るものに自分の手が加わっていると想像すると充実感を感じます。また、このような業務を通じて製品の内部がどのようになっているのか、どのような評価試験をクリアして世の中に出るのか、1つの製品を深く知ることができることが開発の仕事の醍醐味だと思います。
2年目以降に向けての目標を教えてください。
現在は製品データを取って、それを報告、共有することが主な業務なのですが、いずれは、そのデータからどのような問題が起こり、どのように対策をするのかを考えて実行する業務を任されることになります。それに向けて、電気製品に関してもっと知識を深めて、必要なスキルを身に付けていきたいと思います。
特に電気設計に必要なパソコンのツールに関しては、まだまだ未熟ですので、これから身に付けていきたいです。