- 3D食品検査の特徴
- 3Dカメラと2Dカメラの検査項目比較
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従来、「割れ」「欠け」「面積」「色」の検査は、2次元のカメラでワークの輪郭や色の変化をとらえ検査を行ってきました。
一方で、輪郭や色の変化が少ない「ヒビ」「凹み」「体積」の検査は不可能でした。
3次元カメラの場合、X、Y軸方向の検査に加えて、Z軸(高さ)方向の計測を行うため、「割れ」「欠け」「面積」はもちろん、「ヒビ」「凹み」「体積」の検査まで可能です。
高さデータを持たない汚れやムラなど「色」の検査は苦手としていますが、逆に色や光沢の影響を受けにくいため反射率の低い黒色ワークでも高精度な検査が可能です。
- 代表的な用途例
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- クッキーや煎餅の割れ・欠け検査
- サンド系、パイ系菓子のサンド不良検査
- 冷凍食品や加工食品の潰れ検査
- アイスクリームなどの充填量検査
- 菓子・パンなどのデコレーション量(ゴマやナッツ)検査
- ハンバーグパテなどの体積計測
- ハム・ソーセージの外観不良検査
- 魚や肉の体積計測による定貫カットなど