歯車の面取り検査
歯車の面取り精度を検査するためにカメラで面取りの幅を測定します。
テレセントリックレンズとスポット照明を使った同軸落射では、歯の先端のR部分が暗くなり、面取り部との差を取ることができません。
同軸照明OPXを用いて近距離で照射すると、R部分まで明るく撮像でき、面取り部だけを黒く撮像できます。
さらに高精細撮像に対応した極薄ハーフミラー( t=0.2mm)タイプを使用すれば、μm単位での幅測定も可能にします。
撮像例
× スポット照明&
テレセントリックレンズ
平行度が高く、先端のR部分が黒く撮像される
× ローアングル照明(黒背景)
面取り部の加工痕により安定した画像を得ることができない
○ 同軸照明(白背景)
先端と背景は白く、面取り部のみ黒く撮像できている