2012年7月13日
オプテックス・エフエー株式会社
営業企画室
業界初、専用電源や抵抗ボックスが不要に
センシングLEDスポット照明「OPS-Sシリーズ」発売
オプテックス・エフエー株式会社(本社:京都市、代表取締役社長:小國勇)は、2012年7月17日より、画像検査に使用されるセンシングLEDスポット照明“OPS-Sシリーズ”を発売します。
LEDスポット照明は、電子・半導体部品・液晶ディスプレイの製造工程上の位置決め・外観検査用途に多く使用され、生産性向上のために「明るさ」や「小型化」の機能が求められます。
今回の新製品は、トランスを内蔵した新開発の電圧変換定電流回路により、DC12V電源に直接接続できます。業界で初めて専用の定電流電源や抵抗ボックスが不要になり、コストとスペースの削減に寄与します。
また、業界唯一のセンシング機能で明るさを自動管理し、5万時間最大輝度を一定に保つことができ、運用時の保守コストを削減します。独自の設計でレンズの光学系を最適化し、通常発光で当社従来製品5倍、ストロボオーバードライブで10倍のクラス最高輝度と高均一性を両立しました。さらに、省スペースのL型筐体を採用したことで、レンズ装着時のデッドスペースを削減しています。
標準価格は32,000円で、同等クラスの製品比較で業界最安値を実現しました。
今後も当社は「高品質、だけど低価格。」を営業方針として、お客様の利益向上につながるFA製品を開発してまいります。
<FALUX-itテクノロジー>
(FALUX integrated transform Technology)
(特許出願中)
赤白青のそれぞれ異なる順電圧のLEDを1個搭載したスポット照明を,汎用のDC12V電源に直接接続しても規定の電流が流れるよう制御します。従来の定電流制御では発熱により輝度が低下していましたが、温度補償回路の搭載により点灯直後の温度上昇や周囲温度の変動があっても輝度を一定に保ちます。またリング照明などのDC12V照明と混在使用できるため,汎用の電源1台でコントロールできるようになり,コストも抑えられます。
<センシング機能>
(特許出願中)
独自技術の「FALUX sensing」を搭載し、LED照明コントローラ“OPPFシリーズ”と接続することにより、輝度のモニタリングとフィードバック制御が可能です。
フィードバック制御では、長期的な使用に伴う輝度の変動に対して電圧調整を行い、約5万時間の長期に渡り同一輝度を保ちます。
ラインナップ
種類 |
型式 |
発光色 |
波長/ 色温度 |
消費 電力 |
入力 電圧 |
標準価格
(税別) |
高輝度タイプ |
OPS-S20W |
白 (White) |
6,300K |
2.8W |
DC12V |
32,000円 |
OPS-S20R |
赤 (Red) |
640nm |
2.5W |
OPS-S20B |
青 (Blue) |
470nm |
2.8W |
高均一タイプ (9月発売) |
OPS-S20W-U |
白 (White) |
6,300K |
2.8W |
OPS-S20R-U |
赤 (Red) |
640nm |
2.5W |
OPS-S20R-U |
青 (Blue) |
470nm |
2.8W |
国内販売数目標
(2012 年)
OPS-Sシリーズ:3,000 台