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オプテックス・エフエー株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:小國勇)は、このたび変位センサCD5シリーズと三菱電機シーケンサMELSEC-Qシリーズの接続用エンジニアリングソフトウェアを公開しました。
オプテックス・エフエー株式会社では、三菱電機株式会社との協業により同社製のシーケンサMELSEC-QシリーズCPUを使用してレーザ変位センサCD5シリーズを制御する接続用のエンジニアリングソフトウェアを、3種類開発してきました。
サンプルラダーとFBライブラリを先行リリースし、このたび2011年3月にパートナーメーカーとしては初めてとなる通信プロトコルライブラリをリリースしました。これによりCD5シリーズはアンプユニットを使用せず、直接センサヘッドをシーケンサで制御できるようになりました。ユーザーは簡単な設定で測定値の読み出しや書き込みが可能となります。
接続にあたっては、MELSEC-QシリーズにシリアルコミュニケーションユニットQJ71C24N(-R4)を装着し、CD5のセンサヘッドとRS-422方式で通信を行います。3種類のエンジニアリングソフトウェアは、三菱電機とオプテックス・エフエー双方のホームページにて無料でダウンロードできます。さらに三菱電機の表示器GOTシリーズで簡単操作・設定が行える画面サンプルプログラムも用意しています。
今後は、変位センサ以外でも、三菱電機シーケンサと簡単接続できる製品を増やしていく予定です。オプテックス・エフエーでは「高品質、だけど低価格。」を営業方針として、お客様の利益向上につながるFA製品を開発してまいります。
●サンプルラダー: MELSECシリーズ専用の統合プログラミングツール「GX Developer」で使用可能なサンプルプログラム集。
●FBライブラリ: FBとは「ファンクションブロック」の略で、三菱電機のシーケンスプログラム内で繰返し使用する回路ブロックを部品化し、プログラム内で流用化できるようにしたもの。
●通信プロトコル:相手機器とシリアルコミュニケーションユニット間で、相手機器側のプロトコルに合わせたデータ交信を行う機能。
プログラム名 | 内容 |
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サンプルラダー | アンプユニットを使用せずCD5センサヘッドの測定値を読み出します。 |
FBライブラリ | アンプユニットを使用せず、CD5シリーズのセンサヘッドにおける測定値の読み出し、設定値の読み出しと書き込みを行います。 |
FBライブラリ用タッチパネル 簡単操作サンプルプログラム |
CD5シリーズにおいて、各種測定をタッチパネルGOTシリーズで簡単操作できるインタフェースが設定可能です。 |
通信プロトコルライブラリ | アンプユニットを使用せず、CD5シリーズのセンサヘッドにおける測定値の読み出し、設定値の読み出しと書き込みを行います。 |