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オプテックス・エフエー株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:小國勇)は、8月2日、
簡単かつ低価格で構築できる印字とバーコード/2次元コードの内容照合システムを発売します。
これまで賞味期限や製造番号などの「印字検査」と「バーコード/2次元コード検査」を連動してチェックするには、文字認識カメラとコードリーダに加えてシーケンサが必要となり、プログラミングの手間が発生していました。オプテックス・エフエーでは専用のソフトウェアを開発することで、シーケンサを介さずに、印字とコードの読取結果を簡単照合できるシステムを実現しました。
これによって、例えば食品や医薬品の包装工程において、文字認識カメラで読み取った「賞味/使用期限」「商品コード」「製造番号」などの印字内容とコードリーダで読み取った「バーコード」や「2次元コード」の情報を照合可能です。
主なシステム構成としては、オプテックス・エフエーの画像センサコントローラMVS-DN、文字認識カメラMVS-OCRとドイツ・SICK AG社のコードリーダmini-lineシリーズです。あわせて標準価格は50万円程度と、従来の約半額でシステムが構築できます。
公表されている食品事故のうち55%が期限表示や不適切表示などの表示不良が占め、なかでも賞味期限の印字不良は食品業界の生産現場で起こる事故としては常にトップです(財団法人食品産業支援センター調べ)。こうしたなか、印字検査に加えて、印字とバーコード・2次元コードの照合検査への意識が高まっています。
画像センサコントローラ MVS-DN | 100,000円(税別) |
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文字認識カメラ MVS-OCR | 298,000円(税別) |
コードリーダmini-lineシリーズ | オープンプライス |