カテゴリで絞り込む
同軸照明は、光源からの光がハーフミラーを2度通過し、
カメラに入射する光が1/4以下の明るさに減衰するため、より高輝度が求められ、砲弾型LEDが主流となっていました。
OPXシリーズは、光源へのプリズムシート搭載により狭指向角照射が可能。砲弾型より発光面均一度が高いSMD型LEDを搭載しながら、光を前面に集光することで明るさも大幅に向上しました。
さらにLED配列を最適化し、周辺部の輝度低下を抑えています。
拡散光源の同軸照明では、光が対象物に対して多方向から入射し、微細なキズやわずかな表面粗さの違いなどの認識が難しくなります。
また近距離照射の場合、光源からの直射光とハーフミラーからの落射光が重なり、検査面を均一に照射できません。
OPXシリーズは、狭指向角光源の採用により光の広がりを抑え、指向性の高い照射を実現。近距離照射の場合でも高均一な照射が可能となります。
従来、指向性を高めて均一に照射するために同軸照明をワークから離して使用していました。このため照射エリアが狭くなり、照明サイズを大きくする必要がありました。OPXシリーズなら、近距離からの均一照射が可能で、かつ周辺部の輝度低下を抑えているため、より広い照射エリアを確保できます。
OPXシリーズは、狭指向角光源と放熱性に優れたアルミ筐体の採用により、従来比2.5倍の明るさを実現しました。
従来品は、平行度向上や均一性向上のために、光源の前にLC(ライトコントロール)フィルムを装着することがありましたが、LCフィルムによって明るさは30%低下します。
OPXシリーズは、指向性を上げながら従来品LCフィルム装着時の3.5倍以上もの高輝度が得られます。
SMD型LEDを採用することで光源が薄くなり、筐体の長手寸法を大きく短縮。従来比で体積を最大21%ダウンしました。
スペースの限られる小型の検査ステージにも搭載が可能です。また照明取付用の固定穴を照明の3面に設置しており、取付自由度が向上しています。
OPXシリーズは、独自技術の「FALUX sensing」を搭載。内蔵したフォトダイオードが輝度をモニタリングし、輝度劣化をフィードバックすることで、5万時間でも最大輝度を一定に保てます。
また、OPXシリーズは、面光源の筐体フレームに輝度測定用LEDとフォトダイオードを内蔵し、外乱光ノイズの影響を受けずに正確な輝度測定が可能です。